「販促は1日にしてならず」
美容業界に新しい風を吹かせる!
それがブルーオーシャンオフィス!
本日取材させていただくのは、栃木県栃木市で、ご夫婦で美容室を営む美容室M様!
- 紙ペン参加時より売上2倍以上!
- コロナ禍の3月4月5月の昨対が120%!?
- コロナ禍で撒いたチラシで担当のお客様が戻って来てくれた感動秘話
などなど、今回も盛りだくさんの内容でお届けいたします!
実は、コロナ真っ只中の時にZOOMにて一度取材をさせていただいたのですが、やはり直接お話をお聞きしたいなと思い、今回取材させていただく運びになりました^^
それではMさん、よろしくお願いいたします!
早速みなさんにお伺いしているのですが、Mさんが美容師さんを目指したきっかけを教えていただけますでしょうか?
僕は小さい頃から手に職を持ちたかったので、はじめは建築設計の専門学校に通っていました。当時図面を書くのが好きだったんですが、「デスクワークを一生続けるのは難しいな…」と感じていました。
ちょうどその頃、専門学校に通って一年が過ぎた時ぐらいの時に、テレビで美容室の特集をやっていてたんです。それを見て、「これだ!」と思い、その時に特集されていた美容室にすぐに予約を入れて、お客様として行きました。
デザインは元々好きだったので、それがデスクワークではなく、体を動かしながらやる、というのを見た時に、そっちの方が楽しそうだと思ったんです。
予約して行った東京の美容室で美容学校のことなどを色々と聞いたり調べたりして、その後建築系の専門学校の卒業を待たずして、美容学校へ転入をしました。
すごい行動力ですね!建築系の専門学校に在学中の時に見たテレビがきっかけで、美容師さんの道を目指し始めたんですね!よくご両親を説得させられましたね!
いやもう、親は大反対でしたよ笑笑
あと一年やって、卒業してからにしてくれと言われたのですが、当時美容学校は一年だったので、同じお金をかけるならそっちで頑張りたいと言って、説得しました。
納得していたかはわかりませんが・・なかば無理やりでしたけどね笑
でも、その時の一年というのが自分にとってはとても大事だったんです。
当時から行動力がハンパなかったんですね!専門学校は東京へ行かれたんですか?
そうです。
その後、専門学校を卒業してからそのまま東京の美容室へ就職しました。
当時の担任の先生に「どこが一番有名な美容室なんですか?」と聞いたら「あなたには無理よ」と言われたのですが、受けてみないとわからないと思ってその美容室へ面接を受けに行きました。
で、受けたら入社できたんですか?
そうです。入社できました!
入社した東京の美容室で5年間働きました。
東京での美容師時代は大変でしたね。
すごいですね!当時を思い出すと、何が一番大変でしたか?
先輩の指示は絶対だったので、そこが一番大変というか・・・。
仕事が終わってから練習をして、練習が終わったら今度はモデルハントとか。夜22時過ぎくらいにやってました。今考えるとすごいですよね笑
自分の休みは自分のカットモデルさんを、ラフォーレ前とかで探して声をかけて探していました。第三者から見たらただのナンパですよね笑
確かにそういう時代でしたよね。その5年間修行をした後に、栃木に戻ってきたんですか?
実は、そこで もう一つやりたいことが出来てしまって・・・。
その美容室でこのまま働いていたらどうしても忙しくなってしまうと思って、もう一つの夢を追いかけることにしたんです。
もう一つの夢とは?
俳優をやりたくなってしまったんです笑
ここでやらなかったらもう地元に帰るだけだからと思って、当時働いていた美容室を辞めて、昼間はバイトをしながら、夜一年間だけ俳優の養成所みたいなところへ通いました。
一年間と区切ってやったんですが、その中でも本気で俳優目指してる人って色んな方がいらっしゃって、それを見ていたら、自分なんて甘すぎると痛感させられました。
実際にそういうところに入ってみてわかったことが、たくさんありましたね。
実際に俳優になれたとしても、苦労するのが目に見えていたし、それ一本で食べていくのは難しいなと感じて、俳優の道は諦めました。
やりたいと思ったらすぐ行動に移すタイプなんですね!その後に、また美容室の方へ戻ってきたんですか?
いえ、いったん田舎へ帰ってきて、その後10ヶ月間は、期間従業員をやったんですよ。
美容を一回離れました。13時から17時までの仕事で、残業もあるんですが、定時に終わる仕事を体験しました。
でも、はじめは良かったんですけど、だんだん物足りなくなってきたんです。
離れていたその10ヶ月間は、人の髪型とか雑誌とかがすごい気になってしまって、自分は一生サラリーマンはできないなと感じ、栃木県小山市の美容室へ再就職をしました。
それはまだ20代の時ですか?
そうですね、28歳ぐらいの時ですね。
そこから独立するまでの13年間その美容室で働きました。
そこでは長くお勤めされたんですね。独立したいという夢は、若い頃からお持ちだったんでしょうか?
それはなかったです。
ただ、美容師をやるんだったら、一生東京でやるか、もしくは海外でやるかどっちかでやりたいなぁと思っていました。
言える範囲で良いのですが、独立しようと思ったきっかけは何だったのですか?
栃木に帰ってきて雇われていて、どんだけ頑張っていても全然お給料が上がらなかったことが1番の原因ですね。終身雇用制度も弱いし、もう自分でやるしかないと思いました。
それで、独立を目指したのが39歳の時ですか?
そうですね。
ここのお店を出したのが今から9年半前です。
ちょうど震災があった2011年の6月15日にオープンしました。ほんとは4月だったんですけど、震災の影響があって、実際のオープン日は伸びました。
では、すごく大変な時にオープンされたんですね。当時は何が一番大変でしたか?
それでも、はじめはすごく人が来てくれたんです。
駐車場も満車で、店内も、この8面が全部埋まっちゃうぐらいお客様で溢れていました。
でも、最初は良かったんですが、段々と来れなくなってくる方が増えていきました。
お店を以前勤めていたお店の隣町にオープンしたため、お客様のお住まいと自分の店舗の距離が遠く、車で30分以上かかる距離だったので、実際に通い続けられる人は多くありませんでした。
面積が広いので家賃も高いし、自分を入れて合計5人の人件費だけで、かなり出費がかさむ状況でした。
他のスタイリストも元々お客様を持っているわけではないので、自分のお客様をうまくアシストで回してくれればっていう感じのスタイルで当時はやっていました。
他のスタッフをあてにしちゃいけないんですけど、はじめはあてにしちゃっていたところがありましたね。広告で来てくれたお客様もリターンが少なく、本当にギリギリのところでやっていました。
はじめは良かったけれども段々と・・・ということだったんですね。
僕とMさんが知り合ったのは、今から4〜5年前でしたっけ?当時はどんな事で一番悩んでいたんでしょうか?スタッフさんもいましたか?
いえ、その頃はもうスタッフはいなかったです。
オープンして2年ぐらいでだんだんと辞めていき、そこからずっと1人経営です。その後、シャンプーだけでもしてくれたら嬉しいなぁと妻にお願いをして、手伝ってもらっています。妻も美容師免許を取りました。
川田さんとはじめて知り合った時に一番悩んでいたことは、やっぱり「売上」ですね。
隣町の小山のお客様がほとんどだったので、年々売上が減っていっている状態でした。お店の近所にお住まいのお客様はほとんどいなかったですね。
なので、徐々に売り上げが下がっていくのは当たり前だったんですが。
ここで売り上げ上げていかないと、家賃も高いし、マズいなって思って、セミナーに参加しました。
その頃から色々と経営の勉強を始めたんですか?
経営の勉強は全くしていなかったです。
本を読むぐらいですね。でも、読んでも良く分からないし笑
教えてくれる人が周りに全くいませんでした。
以前の職場で独立した先輩もいないし、さすがにオーナーにも聞けないし笑、本当に周りに聞ける環境というものがありませんでした。
なかなかそういった環境は少ないですよね。そんな中、紙ペンセミナーを受講して、いかがでしたか?
今までPOPとかもお店でやってなかったし、やれば結果が出るだろなと感じました。
でも、当時は結局行動までは移しませんでした。
ただ、川田さんの講習は小山も群馬の開催も、東京の開催も行きました。
そこで周りを見渡してみると、「すごい、みんなやってるんだなぁ」と思ってビックリしました。
あ、はじめはそんなに取り組んでいなかったんですね。スイッチが入った瞬間はどこだったんですか?
炭酸泉の年間会員です。
炭酸泉の年間会員を、中途半端にやったんですよ笑笑
そしたら、ある程度数字が取れたんです。
中途半端だけど、数字が出た?笑
そうです。
機材を投資した分は回収できそうなところまできて、「あ、これちゃんとやればもっと出来るかも!」と思ったのが最初です笑
1人で経営していて1、2月の数字が100万円超えたというブログ記事を見て、「すごいな」と思って、とりあえず自分もやってみようと思ったのがキッカケです。多分Sさんの記事ですかね。
その後チラシ&ホームページを一緒に作ります!っていう幻の企画に参加していただいて、一緒に作りましたよね。
売り上げ的には、今ここに管理表がありますけど、70〜80万をいったりきたりぐらいでしたね。この時はどんなお気持ちで参加されたのでしょうか?
なんとしても売上を上げなきゃ!!という気持ちでした。
それまでは、技術の講習ばっかり行っていました。
当時は技術を磨けば、お客様はそのスタイルを見て、紹介で来てくれると信じていました。
今では違うと思っていますか?
そうですね・・・。
100%違うとは言いませんが、技術だけでは全然ダメですね。
それでは待ちの経営になってしまいます。
紹介してくれるのを待っている状態になってしまうので。
もちろん、「○○さんのヘアスタイルが素敵だったので紹介で来ました!」といってたまに来てくれた時は嬉しく感じますが。
そればっかりでの来店ではありませんよね。
当然技術ありきなんですが、攻めの経営も必要ですよね。
そして、いよいよ2017年の年末からチラシを撒き始めましたね。
それこそ数字が物語っていますけど、そこから新規の数がガン!と増えましたよね。11月12月で新規が20人ぐらい。チラシの効果は感じましたか?
感じました!
今までご来店くださったお客様とは、確実に客層が違うのを感じました。
その後も繁忙期にチラシを撒き続けましたね。ただ、僕の印象では、「3月4月だからチラシ撒いた方が良いですよー」と言っても、Mさんはいつもギリギリまでやりませんでしたよね。言われてからやる、みたいな笑
その頃はまだスイッチが入りきっていなかったんでしょうか?
そうですね笑
なんなんですかね。
その頃から比べると今すごい積極的に販促活動してるじゃないですか。どんな気持ちの変化が出てきたんですか?
なんか、自信が出てきたんです。
それってここ1〜2年の話ですか?数字がついてきて自信に繋がってきたということでしょうか?
そうですね。新規の方のリターン率が変わってきたのを感じたんです。
顧客が入れ替わってきて、売上も徐々に上がってきたのがわかってきました。
なるほど。一年間ずーっと撒き続けたわけではないですが、繁忙期のピンポイントにはチラシをしっかりと撒き続けて、2年間ぐらい経って今年、いよいよ花開いてきましたよね。
数字だけ先に言っちゃうと、今年の3月4月5月はコロナ真っ只中だったのに、昨対120%!
客単価も今年に入ってから平均1万円超え!カラー比率も上がっているし、奥様と二人ですが、一人当たりの生産性は軽く100万円超えていますね。おめでとうございます!!
今年に入ってからこれだけ花開いた要因はズバリなんでしょうか?
ありがとうございます!
でも、コロナに関しては川田さんの講習を守っただけです。
以前は川田さんの講習に出たのに行動に移していないことが多く、結果を残せていなかったので、今回は本気で取り組みました。
以前からDM出そうよ!とか、既存のお客様へ手紙を出そう!とか言われていて、タイミングが遅れてしまうことがあったんですが、それでもお客様からの反応があったんです。
反応があること自体はわかっていたので、今回はちゃんとやらなきゃ!と思いました。
東京も感染者数が多かったですが、栃木市もコロナの人数が増えてきたときがあって、「これは本当にマズイ」と思いました。
今まで味わったことがない感じだったので、以前の反省を生かして、スピード感を持って販促活動に取り組みました。
正直、緊急事態宣言が発令されたことで、お店は休まざるを得ないだろうなと覚悟していたので、川田さんの※30日動画を見て、お店を開け、ノーセールスチラシを作って、緊急事態宣言後すぐに出しました。
※2020年4月に30日間毎日動画を配信するというチャレンジをしていた時のYouTube動画です。
素晴らしいスピード感と行動力!
ビニールシートの設置も早かったですよね!
いやいや、みなさんすごい早かったじゃないですか。
僕も3月の時点で川田さんから言われてすぐに設置しました。
また、お店でどんな対策をしているのかを、ホームページやLINEでも動画配信しました。
あと、既存のお客様にすべて手書きでお手紙を出しました。
お客様からは手紙が届いた瞬間に「何があったのかと思った!まさかお店辞めちゃうのかなとか思ったわよ!」と言われました笑
全部手書きですか!内容はどんなことを書いたんですか?
自分がどんな思いで美容師をやっているのか、お客様に対してどんな風に思っているのか、自分なりの思いを文章にして手書きでお手紙を書きました。
これはすごく反響をいただきました。
お礼状を出す、DMを出す、LINEを配信する・・・
僕が4、5年前からずーっと紙ペンセミナーで言い続けていることを、Mさんはきちんと実践されていたんですね。その結果、一般的に美容業界は打撃を受けた月なのに、Mさんは緊急事態宣言中の4月昨対106%、5月昨対116%、6月昨対109%達成!
いや、これには正直驚きました。
いやいやいや、川田さんから言われたことしかやってないですよ。
でも、今考えると、チラシ効果は大きかったですね!
緊急事態宣言中に僕がチラシ出してくださいって言った時、正直「えー!何言ってるの?」って思いませんでしたか?
思いましたよ!
コロナ前から準備して、普通のセールスチラシを出そうと思っていたんです。
でも、こんな状況でうちに来てくださいなんてチラシは出しちゃマズイだろうなと思っていて、どうしようかなーと思っている時に、ブルーシップメンバーの方が川田さんに相談してくれてたんですよね。
「今チラシ出していいんでしょうか?」って。
あ!僕もそれ聞きたかった!と思って、その投稿に注目していました。
そしたら川田さんが、「今だから出すんだよ!」って。
で、その時に川田さんが作ってくださったノーセールスチラシのテンプレートを見て、コロナ対策もそうですけど、あれってお店の想いが伝わるじゃないですか。
だから、チラシを撒いて仮に休みに入ってしまったとしても、自分の想いが伝わればいいなと思ったんです。
ノーセールスチラシで回収するのではなく、その後の宣伝のために、お店の想いを今伝えなきゃいけないと思ったので、確かに今出すべきだと納得できました。
そうそう。あの時みんな4月の時に自粛したんですよね。でも、自粛してるってことは、家にいるわけで、チラシを出したら見ていただける可能性が非常に高い。でもその時はセールスをすると厚かましいので、ノーセールスのチラシを出しましょうと提案したんです。
で、4月中に準備をして、5月のGW明けに出したんですよね。そしたら、5月はチラシで13人、6月は17人新規が来店してるんですよね!!あの時Mさん驚いて連絡してくれましたよね?
はい、驚きました!
あの時お伝えしたチラシの想いが、お客様にも響いたんですよね。
ほんと川田さん上手ですよね。上手って言い方失礼ですけど笑
いや、ほんとすごいなと思いました。
あはは笑 いや、でもあそこで動けた人はちゃんと反応をいただけています。
あと、もう一個驚いたのは、意外とMさんが理想とするお客様の新規ご来店が多かったということですよね。
そうなんです。
来て欲しい理想のお客様が多かったです。
「ノーセールスチラシは客層が悪かった」という人も一部いましたが、じゃあなんでMさんは結果が出たのかというと・・2年前からずっとチラシを撒き続けてきたからなんですよね。
そうなんですよ。
お客様みんな、うちのお店のこともう知ってたんですよ。
そうそう。前からずっとチラシを見てお店のことは知っていて、どんなメニューを買ったらいいのかも、もう2年間ずっと伝えてきてるんですよ。で、たまたまノーセールスのチラシがご来店のきっかけになった訳ですもんね。
でも、それを何もやってこなかった人が、ノーセールスチラシを出して、自分が理想とするメニューを買ってもらえなかったって、それは当たり前ですよね。その2年間分の差ですから。
で、で、で、そのチラシを撒いた後に驚きのことがあったんですよね?
そうなんです!ノーセールスチラシを撒いた後に、以前担当していたお客様が6年ぶりに戻って来てくれたんです。
前店で10年間担当して、栃木市にオープンしてからも3〜4年来てくれていたんですが、6年前からパタリと来店されなくなって、心配していたお客様でした。
来れなくなった理由を聞いたら、まず髪の毛を伸ばしたいというのもあって、スタイルを元々変えたくなかったので、カラーだけだと悪いかなと思って、躊躇してしまっていたそうなんです。
ところが、僕が2年間撒き続けていたチラシをずっと見てくれていたそうで、さらに今回のコロナのチラシを見て「あ、Mくん頑張ってるんだな」と思い、久しぶりに来店してくれたそうなんです。
70代の女性の方なのですが、僕の思いを載せたチラシを見て、
「私は先がもう短いから。最後に亡くなるまで、生涯を終えるまで切ってくれるのは、M君しかいないから。」
って言ってくれたんですよ。
・・涙出ますね。なんか鳥肌立ちました!
嘘みたいだけど、実話なんですよ笑
やっぱり美容師さんの仕事ってすごいですよね。お客様とのつながりが一生続いていくわけですからね。チラシを撒き続けたことで、こんな感動的なことが起きるんですね!
読んでくれてるんですね!
そうですね。
想いは伝わるんだなと思いました!
ところで4年前から少しづつ取り組んでもらっていて、今年からは新たにグループコンサルティングにも参加してもらっていますが、参加しようと思ったきっかけはなんだったんですか?
もう一段階上にいきたいと思ったんです。
売上のこともそうですけど、お休みの課題とかも含めて、お店のあり方を変えていきたいなと思ったからです。
お休みも変えましたよね。
はい、去年から増やしました。
あと、他の美容室の方の色んな意見も聞きたいなという思いもありました。
でも、自分なんかがグルコンに参加しても大丈夫かな?とはじめは思いました。
ブルーシップメンバーの中でもかなりしっかり取り組んでいる方の集まりみたいな感じがあったので、そんな中に自分が飛び込んでも良いものか悩みました。
いやいやいや、この数字を見ると完全に引っ張って行ってくれていますよ。ここ最近技売でずっと180万円超えてるじゃないですか。奥様は受付とシャンプーとカラー?
カラーはしないです。
え、奥様カラーしないんですか!?じゃあ、この180人を切って、カラーしてるのはMさん?
そうです。
僕一人です笑
すごいですね!!
いやいやいや。
自分なんかまだ全然です。
グルコンを実際受けてみて、いかがですか?
今はとても楽しいです!
初めはもちろん思わなかったですよ。でも、やっているうちに、楽しいんだなと思って来ました。だから毎月グルコン日が楽しみです。
以前だったら東京へ行って川田さんの講習を受けに行って、親睦会があるじゃないですか。
そこで聞くっていう感じだったんですけど、「すいません、僕先に帰ります。」っていう時も結構あって・・・。話が聞けたり聞けなかったりというのがありました。
セミナーですと、ちゃんと1対1でしっかり話せる時間って少ないですもんね。
そうなんですよね。
あの場はあの場ですごく勉強にはなるんですが、もっと深く聞きたいなと思っていました。
僕がMさんを見ていて思うのは、完全にグルコンはじめてからスイッチ入っちゃったなって感じるんですよね。もう誰よりも取り組んでいるじゃないですか。2月3月4月ぐらいからFacebookの投稿がMさんMさんMさん!添削!添削!添削!みたいな笑
いやいや、まだまだなんですけど。
他の方の方がすごいですよ。
Mさんもすごいですよ笑
これだけ忙しくて、販促はいつやってるんですか?
日中の営業が忙しくても、夜やると、楽しいんですよね笑
楽しくなっちゃう時があります。
で、夜中に寝てる時に川田さんから返信とか来てることとかがよくあって、「川田さん見てんだ!川田さんすげぇな」と思って!
僕も昼間はセミナーやったり他のことがあるので、返信作業となると、どうしても夜中が多くなっちゃうんですよね。Mさんは販促はお店でやってるんですか?
お店でやる時もあれば、家に帰ってからやる時もありますね。
やれる時にやっちゃおうと思ってやると0時過ぎちゃう時もありますけど。
それでも気持ちいいので・・
気持ちいい???笑
気持ちいいんですよね、とりあえずそこまで終わらせて、はい、投稿!みたいな
でも4年前に比べると売上がも上がってきて、Mさんの表情が明るくなって来ましたね。以前はもっと険しい顔をしていたような気がします。お金の余裕が心の余裕にも繋がってきたのでしょうか?
それもありますし、「こうしたら、こうなる!」っていうのがわかってきたからですね。
川田さんの言っている講習通りに動いていけば、ある程度数字も上がるし、そこで中級とか受ければ自分のお店の強みとかもわかるし、ペルソナとかも今よりもっとしっかり打ち出せれば、もっとお店が強くなるなっていうことがわかりました。
チラシ、DM、ホームページ、そしてそれを出すタイミング、内容などをちゃんと守っていれば、必ずお客様は返ってきてくれます。
で、返って来てくれた時に、こちらの受け皿がしっかりしておけば間違いないなと思っています。受け皿っていうのは、要はデザインですね。
マーケティングの必要性を感じながらも、お客様が返ってきてくれた時に満足していただけるだけの、技術力も必要だなと感じています。
販促と技術、両方持たなきゃいけないんですけど、結局技術だなっていうところも最近感じています。
間違いない!
ですよね。
やっぱり技術だなっていうのも思うし、川田さんがいうように半分はマーケティングしっかりやらなきゃダメだなっていうのも、今はどちらも理解できます。
僕も美容の年数は長いですけど、いまだに技術の勉強も薬剤の勉強も続けていますし、これからも経営の勉強は続けていこうと思っています。
なんでも取り込んで、自分の中で消化して、お客様を飽きさせない、自分も飽きさせないっていうのが大事かなと思っています。
今は販促も楽しいし、技術もすごく楽しいんです。
要は、自分が楽しまないとダメですね。
最近カットしていると、お客様から「楽しそうね!」ってよく言われるんですよ笑
だから、そういうのも伝わるんだなーって思いますね。
今年は身に染みて思いますね。技術にプラスして、自分の想いがお客様へも伝わったら最高だなって。
だから、自分の想いを販促物を通して伝えていくことって、すごく大切なことだと思います。
販促までこんなに楽しんでもらえているなんて嬉しいです!今49歳、50代に突入してきて、Mさんは今後の美容人生どうしていきたいとお考えですか?
今グルコンでも相談させてもらっている最中ですが、やっぱり今後は人を育てていきたいですね。
以前スタッフを雇っていた時は、スタイリストで上手な男の子がいたんですが、その子に新規のお客様を呼んであげることが出来ませんでした。その子にお客様をつけてあげることが出来なかったので、もう一度チャレンジしたいなと思っています。
お客様を呼んであげることも、リピートの仕組みも、今だったら具体的に自信がついたので。
それに、どんどん顧客も溜まってきて、今の顧客数を一人でこなすのもいよいよ大変になってきたので、一緒にやっていく人があらわれたらいいなと思っています。
以前からの美容師仲間と話すこともあるのですが、自分自身もあまり報われない店長時代を過ごしてきたので、話を聞いていると、同じような経験をしてほしくないなぁと思ってしまいます。
その子の人生のこととか、すごく考えちゃうんですよね。
だから、自分が雇用する側になったら、お給料面も、お休みに関しても、以前よりも良い環境作り、仕組み作りをもっともっと勉強していきたいと思っています。
美容師仲間とも、経営について話したりしますか?
結構してますね。
自分はこんな風な取り組みをしているよ、と伝えたりまします。
でも、みんなの反応は「へーMさんやってますねぇ」みたいな感じで。あんまり言っても、なんかポカーンとしてますよね。
僕の説明が下手だからだと思うのですが・・・。
宗教じみてないから、一度川田さんの講習聞きに行ったら?っていつも思ってるんですけどね。
あはは!宗教じみてない笑
まぁ、講習を聞きたいと感じるのは、人それぞれのタイミングがありますよね。
確かにそうですね。
僕もタイミングによっては、講習の話を聞いても「えー?」ってなってたと思います。
ストレスっていうか。
学びたいっていう気持ちが自分の中にないとダメですよね。
やっぱりタイミングですよね。
例えばお子さんの学費を稼ぐとか、家族を守らなければいけないとか、それにはお金が必要でっていう環境にある人なんかは真剣ですもんね。タイミングは人それぞれですよね。ところでMさんって紙ペンセミナー何回受けてるんでしたっけ?
僕4回ぐらいですね。
4回!?そんなに受けてましたっけ?なぜそんなに何回も受けたんですか?
栃木、群馬、東京と、3箇所、合計4回受けましたね。
僕は、最初の頃は全然やってなかったんですよ笑
ちょこちょこ、つまみつまみやっていたので、全部は取り組んでいなかったんです。
毎回毎回出される宿題を見るたびに、「あー全然やってないんだよなぁ」って思っていました。
で、実際結果が出てる人もFacebookに上がってたし、上がってる人がいるんだから、自分もやんなきゃ!といつも思っていました。
やれば上がるのに、みたいな?
そうそう!
行くことで、やんなきゃいけない環境に身を置くためにあえて行っていた感じです。
結局カット講習だってなんだって、全部そうじゃないですか。同じ理由ですね。
わざとやらなければならない環境に身を置くために、何度も参加したんですね。そんな4回も参加したMさんから見て、紙ペンセミナーに向いている人や、逆にオススメしない人がいれば教えてください。
ありきたりになっちゃうんですけど・・・
当時の僕みたいに、段々と売上が下がってきていて、「本気で」売上を上げたい人ですかね。
苦しんでないと真剣にはなれないかなと思います。
あとは、自分のためだけじゃなくて、人のために売上を上げたい人とかも良いと思います。スタッフさんがいればスタッフさんのためとか。
もちろん一人でやっている人でも良いですけど・・・。
「本気で」売り上げ上げたいなら良いと思います。
とにかく【本気かどうか】ってとこが、ポイントですね。
で、まず何かしら1つでも良いので、やってみるということですね。
逆に向かない人は?
現状に満足している人は向かないですかね。
疑っている人は来た方が良いですよね!!
あ、来た方が良いんですね!笑
疑ってるなら自分の目で確かめてみたら良いと思います。
まぁ、そこまで川田さんがやる気はないでしょうけど・・・汗
友人の経営者でも、疑ってる人多いので。
あはは!結果が出るものほど疑われますよね。でもMさんのいう通り、まずは何事も自分の目で「本物かどうか」確かめるって大切ですよ。「百聞は一見に如かず」ですからね。
最後に、Mさんと同世代の50歳前後の男性美容師さんに向けて、何かメッセージがあればお願いします。これからハサミを置こうかなとか、もう美容自体辞めようかなとか、将来について悩んでいる方も多いと思いますので。
アドバイスというか、Mさんはこんな風に人生歩んでいきたいと思っているとかでも良いです。
そうですね・・。
僕は、死ぬまで一生ハサミを握りたいと思っています。
そして、可能性が少しでもあるのであれば、それに対して突き進む努力をし続けていきたいなと思っています。
野村克也監督の言葉で、好きな言葉があるんです。
「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」
人を残す
これすごいことだなって思いました。
自分も人を残せるように、残りの人生を歩んでいきたいと思います。
そのためには、まずは自分が成長することが大事かなと感じています。人を成長させるためにも、まずは自分自身が、技術もマーケティングも、そして人間的にも、成長し続ける努力を続けていきたいと思います。
Mさん、今回は貴重なお話をありがとうございました!
2011年の震災後にオープンという、最初から波瀾万丈な幕開けでスタートし、10年の節目を迎えた今年は新型コロナウイルスの到来。
ここには書ききれない苦労や試練がたくさんありましたが、その素直さと真面目さで、数々の試練を乗り越えてきました。
今ではカット中にお客様から「楽しそうね」と言ってもらえたり、「生涯あなたに切ってもらいたい」と言われたり・・!
美容師冥利に尽きるような嬉しいお言葉をたくさんいただけるようになったそうです。
今まで築き上げてきたお客様との信頼関係が、今回の売上倍増につながったのでしょう。
そして、そんな素敵なエピソードを話してくれるMさんの笑顔がなんとも眩しくて、とても印象的でした。4年前とは別人のようです!
Mさん、これからも新たな目標に向かって、これまで以上に楽しみながら経営していきましょう!
これからも応援しています!
「販促は1日にしてならず」
川田でした。
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