原宿の美容室でもチラシ集客は有効!?クーポンサイトから脱却して地域密着型に転向したリアルなお話【東京都原宿】

販促は一日にしてならず
美容業界に新しい風を吹かせる!
それがブルーオーシャン戦略!

本日取材させていただくのは、東京都原宿で女性スタッフのみ7名で経営されている美容室P様!

芸能人も通う大都会の原宿の美容室でも、紙ペンセミナーのアナログ戦略は通用するのか!?(笑)

紙ペンセミナーを初めて受けていただいたのはコロナ前の2019年頃。

あれから4年経った今は・・

◆原宿なのにクーポンサイト利用なし!

◆チラシのみで月平均15名集客!

◆コロナ以前よりも売上&利益率UP!

◆Aさんが働く時間は半分に!

◆客単価14500円!(+2,000円以上UP!)

2020年の4月には、一時ゴーストタウン化した原宿の街・・

あの時を境に、原宿ステータスで遠方のお客様を呼び込む戦略から一転、地域密着型の美容室へとガラリと180度方向転換!

一体どうやって集客しているの!?

その秘密に迫ってまいりました!

地域名+美容室名をタイトル名に入れると、SEOで記事が上位表示してしまいます。
「地域名+美容室名」は、美容室を探している一般のお客様が検索するキーワードです。
こちらのブログでは、美容室経営者様に取材許可を得て記事を配信しておりますが、一般のお客様のお気持ちに配慮して、あえて美容室名やインタビュイーのお名前をイニシャル表記とさせていただいておりますので、あらかじめご了承ください。

川田:
本日は、渋谷区原宿にありますP美容室の美容師のAさんにお伺いしております。

この数年間の成長を表彰させていただくことになりました!

Aさん、おめでとうございます!

Aさん:
ありがとうございます!

川田:
お店の歴史も興味がありますが、まずはAさんの歴史を聞いていきたいと思います。Aさんが美容師を目指したきっかけは何だったんですか?

Aさん:
純粋に美容は、幼い頃からとても好きでした。

私の母親はとてもおしゃれな人で、いつも私を美容院に一緒に連れていってくれました。

その時に見た美容師さんの真似をして、小学生の低学年の頃から母親の髪を毎朝セットしていたぐらい、美容は昔から大好きでした。

将来経営者になろうというのも幼い頃から考えていて、私の家は自営業一家で父が大工、母が喫茶店をやっていたので、「自分は一体何が出来るのかな?」という目線で、昔から考えていました。

川田:
では、そのまま高校卒業後、美容師の道に進んだんですか?

Aさん:
いえ、そのまま美容師を目指したわけではなかったんです。

美容は好きだというだけで、職業としては考えていませんでした。

普通に高校を卒業して、就職して、どんな事業をやろうかな…と、2年ほど転々としながら考えていました。

でも、どれもしっくりこなかったんです。

美容の世界が好きだったので、やっぱり私は美容師になろう!と決めて、20歳で上京しました。

川田:
そうだったんですね。

一般の企業を辞めて美容師の道を選んだということは、よっぽど好きな道だと確信したんですね。

専門学校は働きながら通ったんですか?

Aさん:
はい、そうです。

生活費を稼がなければならなかったので、夜間の学校に通って派遣会社と美容室で働いて、資格を取りました。

色々な仕事をした上で、私には美容師しかないと思って美容師になったので、迷いもないし、中途半端にはできないと思っていました。

犠牲も多かったですけど、でも、美容の世界に入れたので幸せでした!

川田:
苦労されたんですね~

美容学生時代の思い出はありますか?

Aさん:
夜間の専門学校だったので、学校生活というよりかは、とにかくもう一生懸命働いた記憶の方が残っていますね。

学校も国家試験対策が主だったので、あまり学生自体の思い出というものもなくて…

入学当初150人いた夜間の美容学生は、卒業時には70人くらいになっていましたので、振り返ってみると、やっぱり大変だったんじゃないかなと思います。

私の場合は、本当は大好きな「美容」という仕事をずっとやってこなかった2年間が先にあって、それでもやろうと覚悟を持って決めた道だったので、辞めるという選択肢がありませんでした。

美容の道を選ぶのは大変だってわかってたし、元来、楽に生きたい人間なんですけど…(笑)

散々逃げて迷って悩んで、それでも心は美容の道に行きがっていることがわかったので、周りから見ると大変に思えることも、頑張れたのかもしれません。

川田:
なるほど。

他の学生さんたちとは覚悟が違ったんですね!

美容のお仕事の方はいかがでしたか?楽しかったですか?

Aさん:
楽しかったです!!

シャンプーをしても何をしていても、幸せしかなかったです!

川田:
素敵ですね!

当時の働く環境はいかがでしたか?

Aさん:
当時は、泊まり込んで練習なんかも、しょっちゅうありました。

でも、2年遅れてスタートしたっていうのが私にとって力になっていました。

同期が2つ下というのもありましたし、早く独立したかったので、誰よりも努力すれば、早く一人前になれると思って、すごく努力しました!

川田:
2年遅れというハンデを、頑張るためのバネに変換できたんですね。

独立はどんな経緯で進めていかれたんでしょうか?

Aさん:
当時、倍率250倍もある大人気のヘアメイクチームに努力の甲斐あって入れたのですが、同時に独立したいという気持ちも強くなっていきました。

川田:
倍率250倍のチームに入るなんて凄いですね!

Aさん:
はい、頑張りました!

でも、スタイリストデビューして、いよいよこれから!といった矢先に、ヘルニアになってしまったんです。

25歳か26歳くらいの時です。

それで、手術をするときに、一筆書かされるんですよね。

簡単にいうと、「手術後に下半身不随になって立てなくなるかもしれないけど、保証しませんよ」っていう内容の同意書です。

そのサインをした時に、「絶対に後悔したくない!」って思ったんです。

「私は美容師として終わりたい!」って。

それで、会社を3ヶ月休んだ後、退院して即、会社を辞めたんです(笑)

川田:
それはすごいですね(笑)

ヘルニアっていう大きなターニングポイントがあったとしても、せっかく高倍率で入れた会社を辞めるのは勇気が必要だったと思うんですが、その時の気持ちはどんな感じでしたか?

Aさん:
手術が終わった後、痛みがなくなったんですよね。

それで、「あ、これは治るな」って思ったんです。

サインをした時にもう二度と立てなくなって美容師が出来なくなるかもしれないと思ったけど、「また美容師ができる!!」って確信した瞬間だったんです。

せっかくまたできるようになったんだから、絶対悔いのないように、自分がやりたいことをやろうという気持ちでした。

川田:
なるほど~Aさんの生き様を感じますね。

でも、すぐに独立できたってわけじゃないんですよね?

Aさん:
そうなんですよね。

お客様がそんなにいたわけでもなかったし、普通に考えたら独立できるような状況ではありませんでした。

とにかく、辞めようとしか考えてなかったですね。

そこからお店を探して、原宿の知り合いの人がお店を貸してあげるよって言ってくれて、面貸ししてもらったんです。

当時、20年ぐらい前は今ほど面貸しというのは一般的ではありませんでしたが、面貸しとは思えないくらいお客様が戻ってきてくれて、私のお客様だけでもお店がいっぱいになってしまいました。

それで、裏原に10坪くらいのお店を居抜きで借りたんです。

そこでは、前の会社の同期の子とふたりで2~3年やってました。

その後、一緒にやっていた子が妊娠して辞めたので、一人でやるようになりました。

ただ、一人で月100万ぐらいやってくると仕事も大変になってきて…

そんな時、今もうちにいる店長が、「雇って欲しい」と電話してきたんです。

面貸しだし、求人募集もかけてないのに、どこで知ったのかわからないのですが…(笑)

それで、働いてもらうことにしたんです。

川田:
そうだったんですね。

その10坪のお店から今のお店に移動することになったきっかけは何だったんでしょうか?

Aさん:
妊娠して辞めた子のお客様も引き継ぐことになったので、お客様が倍になって、もうお店の外にまで椅子を出して並んでもらうような状態だったんです(笑)

さらにもう一人、紹介で美容師さんを雇うことになって、スタッフ3人、お客様もたくさん、スタッフルームも無し…っていう、お店がいっぱいいっぱいの状態だったんです。

スタッフは屋根のない外階段で、傘さしてご飯食べたりしました(笑)

川田:
それはそれは(笑)

それで、ここに移転を決めたんですね?

Aさん:
そうなんです。

この状態は良くないと思って他の店舗を探していたところ、今のビルのオーナーさんが、「ここの上空いてるけどどう?」って声を掛けてくれたんです。

振り返れば、いつも人に恵まれていました。

川田:
そういう経緯だったんですね!

こちらに移ってきてからは何年目ですか?

Aさん:
ここに移転してからは、ちょうど15年が経って、今16年目ですね!

川田:
おー!15周年おめでとうございます!

でも、思い切りましたよね。

原宿通りの目の前だし、家賃も高いじゃないですか。

Aさん:
そうですね。

当時の家賃が、40万くらいだったかな…

でも、当時は「ちょっと駅からは遠いよね」と言われるような立地だったんです。

今は街がどんどん伸びてきて、このあたりも賑やかになってきた印象があります。

川田:
そうなんですね!

ここまでは順調に進んできた印象がありますが、こちらに移転されてからも順調でしたか?

Aさん:
・・やっぱり大変でしたね。

3人で10坪はパンパンだったけど、ここに来てからはスカスカでしたし、スタイリストは私しかいなかったので、早く2人を育てなくちゃ!っていう思いでした。

集客もどうしたらいいかわからなくて、クーポン系を駆使しながら、なんとかやっていたという感じでした。

川田:
僕のセミナーに来てくれた時は、紙ペンセミナーという名前のセミナーじゃない時に来てくれましたよね。

「美容室のための利益倍増セミナー」みたいな。

Aさん:
そうそう!(笑)

当時、やっぱりお店の経営に苦労していたり、もっと伸ばしたいと思っていたのですが、経営もわからないし、売上の仕組みもわからなくて…

お店はなんとか回っているけど、お金も残っていかないし、これからどうしたらいいかわからない、突破口が見つからない・・というところで悩んでいました。

川田:
実際に紙ペンセミナーに参加してみてどうでしたか?

Aさん:
一番驚いたのは、「チラシでの集客」でした。

WEBとかクーポンサイトとか、業者にお願いして行う集客はやっていましたが、自分でチラシを出すっていう考えがそもそもなかったので。

それから、「自分の売りを考える」ってことですかね。

クーポンサイトで他のサロンも載せているようなことを書いていただけだったので、自分のお店の魅力を考えてアピールするっていうのは、考えたことがなかったです。

川田さんと知り合ってから「販促」っていう言葉を知って、

「販促って自分でやったら結果が出るんだ!」っていうところが、実践してみてすごく面白く感じました。

川田:
他人任せにしなくても、集客は自分でコントロールが出来るんだとわかると、不安な気持ちがなくなって楽しくなってきますよね。

これまで経営や販促について学ぶ機会はありませんでしたか?

Aさん:
全くなかったですね。

メイク、カット、カウンセリング、似合わせとか、色んなセミナーには参加してきましたが、経営や販促についてのセミナーはなかったです。

なので、自分が学ぶジャンルだとも思ってなくて、業者に依頼するものだと思っていました。

美容師の友達と話をしても技術の話しばっかりですが、紙ペンセミナーには同じ悩みを持っている美容師さんがたくさんいて、経営の話しが出来る場所という意味でも、とても貴重な場所でした。

セミナーの参加者の方とお話をしていると、興味の湧くお話ばかりで楽しいんです!

川田:
おそらくAさんは、僕の紙ペンセミナーに一番参加してくれてるんですよね!

Aさん:
もう8回くらい?参加してます(笑)

何度出ても新しい発見があるし、とにかく面白いんです!

川田:
自分でやって結果が出るのが面白いって感じなんですね!

Aさん:
そうです!

もちろん、必ずしも良い結果が出るわけではないので、トライアンドエアーもたくさんありますけど、何か変えると何かが変わるっていうのが、本当に面白いって感じてます。

販促物を作るのは得意ではないんですけど、反応してくれるお客様がいたりして、顧客の心理を知ることで、自分が知らなかった経営の仕組みの理解が深まっていくのがとても楽しいです。

また、紙ペンセミナーで学んだことはスタッフへアウトプットしなくちゃいけないので、自分の中で噛み砕いて、なぜこの販促物を作るのかという目的を伝えることで、自分の中でも理解度が深まっていると思います。

川田:
教えることが1番の学びになりますからね。

そういう意味では、何度も同じセミナーを繰り返している僕が一番学びになっていると思っています(笑)

年間会員制度も大成功していますね!

Aさん:
おかげさまです!

この仕組み、すごく好きです。

これまでは単発で1回いくらみたいなやり方でメニューを提供していましたが、お客様に固定していただくために、紙ペンセミナーで教わったように、年間で何度も出来るような仕組みに変えました。

1回は安いけど、再来店率を上げるっていう仕組みが面白くて、やってみたいと思ったんです。

「こうやってお客様って呼ぶんだ!」って、この仕組みを知れたことが嬉しかったです!

いつ来てもお客さまに楽しんでもらうためにはどうしたら良いかとか、回転率を上げるためにはどうしたら良いかとか・・

既存のお客様に、何度も足を運んでいただくためのアイディアがたくさん知れました。

川田:
紙ペンセミナーにはコロナ前から来ていただいていましたが、2020年の4月、コロナが初めて来た時の原宿はどんな感じだったんですか?

Aさん:
いつもなら人が多い原宿に、人もいない、車もいない、竹下通りは店も開いていない…この世の終わりの様でした。

当時、うちの売上も半分以下…
3分の1くらいになりました。

泣きたくなるほど大変でしたね。

お店を開けば文句を言われるし、細々とやるしかありませんでした。

その時はスタッフには休んでもらい、ひとりで営業していました。

川田:
そこからチラシを出し始めたんでしたっけ?

Aさん:
チラシについては習っていたので、出してはいたんですよね・・。

でも、反応が良くなくて…

こんなこと言ったら失礼ですけど、本当にこれで集客できるのかな?って疑ってました(笑)

川田:
大丈夫ですよ、どんどん本音で語ってください (笑)

Aさん:
そもそも原宿でチラシを撒いてる店なんてないし、自分の顔を出したチラシもすごく恥ずかしいなーって思って、出したり、出さなかったりが続いていました。

コロナ前までは、うちのお客様って、結構遠方のお客様が多かったんです。

それが、コロナが来てからは、

「家族に行くなって言われた」とか、

「遠いから行けない」

とお客様から言われるようになり、売り上げが一気に1/3になったんですよね。

川田:
遠いというと、どのくらいですか?都内ですか?

Aさん:
栃木、群馬、埼玉、千葉、福島、静岡…

結構色んなところから来てくれていました。

川田:
すごいですね!

やっぱり東京の原宿の美容室に通うっていうステータスですかね。

Aさん:
そうですね。

地域密着型っていうわけじゃないので、地元のお客様は少なかったです。

でも、コロナ禍でご来店くださったのは、家が近くだった方や、都内の方だったんです。

今までは、遠いところから来るのが当たり前だったけれど、コロナをきっかけに、原宿でも地域密着型ってあるんだなって気づいたんです。

売上が下がったという事もありましたが、そんなことをきっかけにチラシにも力を入れるようになりました。

川田:
最初は結果がなかなか出なかったと思うんですが、チラシを辞めようとは思わなかったんですか?

Aさん:
最低、半年は続けようと思っていて。

それでも結果が出なければ辞めようと思っていたのですが、むしろ、少しずつ反応を感じられるようになってきたんです!

しかも、こういう風に出すとこんなお客様が来るんだな、というのが目に見えてわかるので、トライアンドエラーが楽しいんです!

それこそ、ゲームみたいな感覚で、チラシでの集客を楽しんでいます(笑)

コロナの前からクーポンサイトから人が来ることが少なかったので、チラシを撒き始めた時点で、クーポンサイトでお金を使うのはやめました。

現在、集客にお金を使っているのはチラシだけです。

川田:
すごい!カリスマ美容師さんだって、クーポンサイト様様ですよね?

原宿でクーポンサイトにお金かけてない人っていますか?(笑)

Aさん:
多分いないと思います!

「よくクーポンサイトやめたよね」とか、結構言われます(笑)

川田:
そうですよね。

この原宿という土地柄で、すごい決断ですね!

Aさん:
チラシを出した後はやっぱり反応がありますが、でも、1ヶ月半くらいでだんだん人数が落ち込んでくるんですよね。

なので、1ヶ月ごとくらいがいいかなと思って、最近は毎月2万枚のチラシを撒いています。

新規集客は月平均に直すと、15名ぐらいが安定してきてくれています。

川田:
チラシ集客で新規が安定して取れているのはすごいですね!

成果も素晴らしいですけど、楽しんでいるというのがよくわかりました!

クーポンサイトに関しては、辞めたいという気持ちは以前からあったんでしょうか?

Aさん:
やめたかったというか…

「やっていて意味があるのかな?」という感じでした。

紙ペンセミナーの中で川田さんが「理想のお客様に囲まれよう!」とよく言っていて、

集客を学ぶ中で、「クーポンサイトから来るお客様って、私の理想とするお客様とは合わないな」って、ふと気づいたんです。

だったら、自分の求めるお客様が来てくれるようなチラシを出した方がいいなって。

川田:
理想のお客様に向けて、自分の言葉で語りかけるようにしたんですね!

Aさん:
そうです!

チラシの内容は紙ペンセミナーで習ったことを書いただけのチラシだったんですが、

「私のことかと思った」

「自分の事を言われてるのかと思った」

ってお客様が言うんです!

狙ったところにチラシを撒いて、私が求めるお客様が来てくれるので、チラシでの集客って本当に面白いんです!

川田:
そうなんですね~

やっぱりゲーム感覚で楽しんでいますね。

Aさん:
楽しんでます(笑)

チラシを撒いた地域から、電車とかバスを乗り継いでまで来てくださるので、本当にこのチラシはすごい!と思いました。

紙ペンセミナーで習った通りに手描きで書いているのですが、デザイナーのお客様にまで「いいじゃん!」って言われるんです。

手書きなんて恥ずかしい…と思っていましたが、プロの方に褒められると、ますます恥ずかしいですね(笑)

でも、「またチラシが入ってたよ~」なんてお客様からお話しいただけると、お店の認知度が上がってきたのかな~って思っています。

川田:
一時期は売上が1/3まで減った中、今はコロナ前より売り上げが上がっていますよね。

毎年少しずつ成長していくのは、努力を続けている結果ですから、素晴らしい成長です!

Aさん:
はい、おかげさまで上がっています!

お客様も、すっかり地元の人中心に入れ替わりました。

川田:
客単価も上がってますね!

コロナ前は税抜きで12,000円くらいでしたが、今年に入ってからは14,000円台をキープ!

+2,000円も客単価が上がってますよ!おめでとうございます!

Aさん:
ありがとうございます!

更に、私の勤務時間、今までの半分になったんです!

川田:
えー!それはすごい!

Aさん:
美容師の固定概念があって、自分自身が働かないと売上が上がらないというマインドを一旦リセットして、経営側にまわりました。

単価も上がったことで、コロナ前より働く時間は短いのに、売り上げは上がっているっていう状態です。

川田:
すばらしいですね!

Aさん:
このまま失客しないように、顧客づくりを続けていけたらなって思います。

川田:
クーポンサイトとチラシの集客で、お客様の固定率は変わりましたか?

Aさん:
そうですね、固定率も確実に良くなっています。

クーポンサイトと比べると、お客様自身で選んできてくださっている方が多いので、リピートしてくださる方が増えています。

川田:
では、8回も紙ペンセミナーを受けてくださっているAさんが実践してきた中で、やって良かった販促ベスト3を教えてください!

Aさん:
一番はやっぱりチラシですね。

  • 自分のお店を一言で言い表すキャッチコピー
  • 自分のお店の理想のお客様像
  • 自分のお店の武器となるメニュー…

チラシに経営のすべてが詰まっています!

川田:
わー!そんな風に言っていただけたのは初めてです!

確かにそうですね。

最初は見よう見まねで作ったチラシも、トライアンドエラーを重ねるうちに、だんだんと自分のお店の特徴すべてが、A4のチラシ1枚の中に表現できるようになってきたんですね。

Aさん:
そうですね!

ベースは教えてもらった通りですが、トライアンドエラーを繰り返していく中で、反応が良かったものへとどんどん作り変えているので、今では自分のお店の特徴が色濃く反映されたチラシに変わってきたと思います。

川田:
だからこそ、プロのデザイナーの方にも「いいじゃん!」と褒めてもらえたんでしょうね。

見た目の良し悪しだけではなく、内容自体がきちんとお店の雰囲気を十二分に表現できているんだと思います!

川田:
二つ目は、何でしょうか?

Aさん:
二つ目は、DMです。

DMがきっかけになって来店しているお客様を見ると、意味があるなと思います。

それだけでなくて、DMを出すことでお客様を大切にすることがスタッフに伝わるので、教育という意味でもいいなって思っています。

川田:
なるほど。

お店のお客様に対する考え方が、DM作成を通して伝わるんですね。

Aさん:
そうなんです。

「このお客様、最近見てないね」なんていう会話が、スタッフとの間にも生まれるようになって、DM作りがスタッフとの良いコミュニケーションツールにもなっています。

川田:
DMがスタッフとのコミュニケーションツールにもなるんですね!

最後にもうひとつ、ありますか?

Aさん:
あとは、年間会員の仕組みですね!

これはお客様の回転率の向上につながっています。

あと、紙ペンセミナーの第一回目で配られる、このスタンダードな販促年間計画表も好きです!

何年もやってるんで、これは時代問わずだな…とか、反応見ながら販促の楽しさを実感してます。

川田:
何度も同じセミナーに参加してくれている理由がわからなかったのですが・・笑

いや~、ほんとに販促活動を楽しんでくれているのが伝わりました!

ちなみに、もし紙ペンセミナーに参加していなかったら、今頃どうなっていたと思いますか?

Aさん:
そうですね・・

多分、クーポンサイトにお金をつぎ込んでいたか、色んなサイトにお金を出して登録していたと思います。

売上が出なければ、色んなセミナーに出たりとか、何かしら行動はしていたとは思いますが、彷徨っていたと思います。

色んなことを試してはいるでしょうけど、逆に、こんなに同じことを続けていなかったと思います。

川田:
同じことを続ける事って、あまりないんですか・・?

Aさん:
そうですねー

面白くなければやめるし、結果が出なくても辞めるし…

川田:
それは・・ありがとうございます!(笑)

Aさん:
いえいえ、こちらこそですよ!

川田:
では、全国56万人以上美容師さんがいて、全国各地に悩んでいる美容師さんがいると思いますが、その中で紙ペンセミナーが向いてる人はどんな人だと思いますか?

Aさん:
う~ん、そうですね…

自分がそもそも向いているか、わからないんですけど…(笑)

サロンの方向性がわからないとか、どうやったら結果が出るか分からない、クーポンサイトばっかりでお金が残らないっていう人は向いているんじゃないかなと思います。

それから、美容にもっと挑戦して、自分で経営したい人にはいいと思います!

華やかさは無くて、一番地味で、一番ダサいんですけど・・・

結果が出るので!(笑)

川田:
正直にありがとうございます(笑)

確かに紙ペンセミナーに華やかさはなく、とても地味でダサいと思います(笑)

逆に、向いていない人はどんな人だと思いますか?

Aさん:
固定概念がある人は向いてないと思います。

自分のお店を本気で変えたい!って思ってる人はやればいいし、これでいいんだっていう人は出来ないと思います。

やっぱり、柔軟性がないと難しいんじゃないかなと思います。

川田:
おっしゃる通りですね。

今までのやり方で成果が出なくて変えたいのであれば、素直に取り入れてやるしか方法はないので、そこで「やり方を変えたくない…」となると、セミナーを聞いても実践しないので結果も出ませんからね。

そういう方は、向いていないかも知れません。

では、今後の展望や目標を聞かせてもらえますか?

Aさん:
そうですね…

昔は「もっと働かなくちゃ!」とか、「スタッフの為にもっと店舗を出さなくちゃ!」って思ってたんですけど、

自分の時間が増えた今、

「あぁ、私今すごく幸せだな」って思えるようになったんです。

今目の前にある豊かさを、大事に思うようになったというか。

どうせやるなら、お金を稼ごうという思いより、美容を通してお客様を大切にして、お客様に幸せになって欲しいという思いの方が強くなってきたんですよね。

もちろん、目標を立てて、その目標は追うんですけど、それを強く表に出さなくなってきました。

「いくら売上げを作ろう!」「生産性がどう!」って言ってきたんですけど・・

オープン当時から15年一緒にやってきてくれているスタッフがほとんどなので、一緒に居てくれる限り、そのスタッフたちの働く環境を良くして、幸せな生涯にしてあげようって思っています。

それが目標になるかわからないですけど…

川田:
素敵な考え方だと思います!

店舗を増やしたり、売上を上げるだけが幸せじゃないと、気づかれたんですね。

Aさん:
でもそれは、紙ペンセミナーで仕組みを知ったからだと思います!

「集客は社長の仕事だ」って、川田さんがセミナーでいつも言うじゃないですか。

私自身、まだまだ勉強中でトライアンドエラーしている最中ではありますが、それでもやっていけば成果は出るので、自信が付いたんです。

川田:
集客や売上は自分の力で何とか出来るんだという自信がついたおかげで、逆に売上を追いかけることへの執着心が取れて、自分自身の幸せが何かということまで気づけるようになってきたなんて・・・

素晴らしいですね!(パチパチパチ!)

Aさん:
まだまだ思うようにはいかないことばかりですし、

教えてもらっていることを、ただやっているだけなんですけどね!

川田:
いえいえ、トライアンドエラーを活かしているのは本当に素晴らしいです!

川田:
最後に、紙ペンセミナーと他の経営セミナーとの違いはなんでしょうか?

Aさん:
・・愛があるところ(笑)!

常に美容師目線であり、お客様目線であり、自分が知りたいと思う目線で教えてくれるので、

「ああ、そうだよな~」って納得できることが多いんですよね。

他のセミナーでは、登壇してただ紙に書いてあることを言うだけのセミナーが多いので、そういうセミナーとは違うなって感じます。

あと、参加しているメンバーと同じ悩みを経営者として相談したり、助け合えたりするのもいいですね!

セミナー参加者は美容室経営者だけなので、同じ気持ちをもって参加している者同士、「わかる~!」って共感しながら話せるんです。

川田:
例え美容師仲間だとしても、なかなか経営の話ってしづらいですもんね。

Aさん:
しないですね〜。

でも、紙ペンセミナーを受けている人同士だと、どっちが儲かってるとか、そういうプライドとか関係なく話せるんです!

それがとっても嬉しいです!

川田:
年商規模は関係なく、同じ志を持って同じ内容の勉強をしている人同士だからこそ出来る経営トークは貴重ですね!

Aさん、本日は素敵なお話しをたくさんありがとうございました!

Aさん:
いえいえ!

こちらこそ、何年も何年も、本当にありがとうございます(笑)

コロナ以前からずっと紙ペンセミナーを受け続けてくれている原宿のP美容室様。

改めてお話をお聞きして、こんなに一つ一つの販促を楽しんでやってくれていたと知って、驚きました(笑)

儲けるのは大変な業界だからと避けて通ってきた人生から、気持ち新たに美容師への道を決めたAさん。

ところが、デビュー間も無くしてヘルニアになり、もし下半身付随になったら美容師は続けられないかもしれない…というところから、奇跡の復活!

念願の独立を果たして楽しく美容師を続けるものの、コロナが来てこれからの原宿での美容室経営を考え直すきっかけが訪れる・・。

ここでも持ち前のポジティブさを生かして、原宿ステータスを生かした経営から、地域密着型の美容室へとガラリと方向転換することに大成功!!

いつまたコロナと同じような、いや、もっと大変なことが起こるかも知れない不安な世の中ですが、、

集客も売り上げも、自分でなんとか出来るんだ!という自信がついたことで、今目の前にある自分の幸せを噛み締めることが出来るようになった現在。

大都会の原宿でありながら、地域密着型の美容室として、これからもスタッフさんとお客様を幸せに出来るよう、キラキラの笑顔で素敵に美容師人生を楽しんで欲しいなと思います!

Aさん、これからも応援しています!

「販促は1日にしてならず」
川田でした。

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