「販促は1日にしてならず」
美容業界に新しい風を吹かせる!
それがブルーオーシャンオフィス!
本日取材させていただくのは、山形県山形市でひとり経営の美容室S様!
「70代までは仕事がしたいから、美容師の終活をどうしようかな~」なんて考えていたのが、紙ペンセミナーを初めて受けていただいた2019年の2月。
当時は、教わった販促も特に取り組んでいなかったそうですが、2020年、突如緊急事態宣言が発令!
「このままではお店が潰れる!」と思い、そこから心機一転、真剣に販促に取り組んでみると・・・
◆2020年 昨対95%
2021年 昨対120% UP!
2022年 昨対114% UP!
◆スタッフ2人で月平均50万から1人で80万へ!
◆新規集客数年間5人→56人!11倍!
◆客単価6,000円台→10,000円台へアップ!
◆最高技売90万円達成!
◆月6休みから週休二日へ働き方改革!
現在は1人経営で、週休二日で月平均80万円を達成してしまいました!
紙ペンセミナーを受けて、成功する人としない人の差が明らかになりました^^
川田:
今回は、山形県山形市の美容室Sさんにお伺いしております!
今年の表彰サロンに選ばせていただきました!
Sさん、おめでとうございます!
Sさん:
ありがとうございます!
川田:
こちらは山形駅から車で約10分くらいの場所となります。
美容室の数は多いですか?
Sさん:
そうですね、山形市内は人口に対して美容室が多いと思います。
大きなサロンより、個人サロンが多いですね。
川田:
こちらに美容室オープンしてからは、何年になりますか?
Sさん:
今年で25年になりました!
川田:
おぉ、素晴らしいです!
おめでとうございます!
25年前のオープン当初と比べて、街は変わりましたか?
Sさん:
すごく変わりましたね!
2020年に、唯一山形市にあった大沼デパートっていう大きな百貨店がなくなりました。
小学校も1クラスしかない学校が多いですし、若い方はどんどん市街に出ていくし…
でも、この辺りは目の前にドラッグストアができたり、街がきれいになったりして、少しずつ活気を取り戻してるかな~という感じです。
川田:
百貨店は全国でどんどん閉店していっていますよね・・。
――美容師を目指したきっかけ
川田:
美容師さんを目指そうと思ったきっかけは、いつ頃だったんでしょうか。
Sさん:
高校生の頃ですね。
姉が元々、理容師だったんですよ。
それで、姉みたいになりたいな~と思って、美容師さんを夢見ていました。
それと、中学生の頃、床屋さんに行って自分の思い通りにならなかった経験があって、それが、高校生の時に行った美容室で初めて自分の思い通りの髪型にしてもらえたんです!
それが本当に嬉しくって、美容師になろうって決めた瞬間でした!
川田:
そういう記憶って、大人になってもずっと覚えているものですよね。
美容師さんを目指して、進学はどちらへ行かれたのですか?
Sさん:
高校を卒業後、この近くの山形美容専門学校に通いました。
住み込みで美容室で働きながら、通信で勉強して、資格を取りました。
当時は私を含めて4人の学生がいて、ご飯を作ったり、お掃除したり、忙しい毎日でした。
川田:
働きながら勉強されたんですね!
やっぱり大変でしたか?
Sさん:
はい。
もう何にもわからなくて、箸の上げ下ろしから、挨拶の仕方まで、怒られながら全部教えてもらいました。
女性オーナーが前向きな方で、「お店を改革して生まれ変わりたい」って言って、前の従業員さんに辞めてもらって、私たち4人を入れたんですよね。
だから、私たちへの力の入れ方も全然違って、本当に色んなことを教えてくださったんです。
川田:
そうだったんですね!
その時の4人って、その後も深い関係になりそうですね!
Sさん:
そうなんです!
みんな兄弟より仲がいいくらい、今でも繋がりがある大事な人達ですね。
川田:
素敵なご関係ですね!
オープンするまでは、ずっとそちらで働かれていたんでしょうか?
Sさん:
はい、ずっと同じお店で働いてました。
前のオーナーは男勝りな人で、「ちょっと支店を出そうと思うんだけど、あなたやってみない?」って言ってくれたんです。
川田:
おー!素敵なチャンスが来たんですね。
当時、おいくつぐらいの時のお話でしょうか?
Sさん:
26歳の時の話です。
その頃は着付けもできなかったし、アップもあんまりできなかったんですけど、私もやってみたかったので、「いいんですか!?やります!」って、二つ返事で引き受けました。
その時に借りてくれたお店が、この場所にあった古い美容室なんです。
10年間、支店として任せてもらいました。
川田:
そうだったんですね!
スタッフさんはいらっしゃったんですか?
Sさん:
はい、私とスタッフの2人でやっていました。
忙しい時は、本店からお手伝いをお願いしたりもしていました。
お客さんを呼ぼうって集客を勉強し始めたのもこの頃です。
川田:
そうだったんですね!
――独立を目指したきっかけ
川田:
こちらのお店がオープンしてからは25年、その前の10年間はここで働いていたという経緯がありますが、独立をするきっかけってあったんですか?
Sさん:
実は、道路拡張の関係でお店を壊さなきゃならなくなったんですけど、前のオーナーはもう手を引くというので、一旦更地にした後、私が独立してここにお店を出したんです。
川田:
そういう歴史があったんですね~!
高校卒業後からひとつのお店で一途に修業をされて、長くこの場所で活躍されてたんですね!
Sさん:
はい、ここでの歴史は長いですね。
川田:
ご自身でお店を新たにオープンし、それから25年。
長く経営されているので色々あったとは思うんですけど、経営は順調でしたか?
Sさん:
いえ、スタッフと2人で始めたんですけど、スタッフにお給料を払うのが精いっぱいで、トントン…。なんなら赤字のこともありました。
数字への意識も今みたいになかったですし、全然ダメだったと思います。
川田:
そうでしたか。
そのような状況で、何か経営のセミナーは受けたりしていたんですか?
Sさん:
いえ、紙ペンセミナーみたいな経営セミナーは受けたことがないですね。
カットや着付け、セットとか、技術のセミナーばっかり受けてました。
実は、以前メーカーさんに数字を丸投げして結果を分析してもらい、アドバイスをもらうっていうのはやったことあったんですけど・・・
正直、良さがよく分からなかったんですよね。
だから、独立してからは経営より技術が大事なんじゃないかと思って、技術のセミナーばっかり出てました。
川田:
そうだったんですね!
Sさん:
なので、売上は今一つのままでしたね~
川田:
最初はスタッフさんとやっていたお店ですが、お一人でお店を経営するようになったのはいつ頃でしょうか。
Sさん:
コロナ禍になるちょっと前だったので、5年前ぐらいです。
スタッフの年齢が自分の娘より年下になって、怒れなくなっちゃったんですよ。
スタッフも丁度、「他の仕事がしたい」って言っていたので、「お互い頑張ろう!」って話をして、一人でお店をやるようになりました。
――紙ペンセミナーに来る前の悩み
川田:
たしか、その頃に紙ペンセミナーに来てくださったんでしたっけ?
Sさん:
そうですね、一人になる直前ぐらいに受けました。
知り合いの美容師さんに誘われて行ったのが最初です。
川田:
その頃の一番の悩みは何でしたか?
Sさん:
その頃の一番の悩みは、スタッフが定着しないことですね。
5年居て辞める…というパターンが4人続いたので、次のスタッフを探すのにハローワークに行ったり、有料で求人を掲載したりしていました。
それでもなかなか人が来なくって、四苦八苦してました。
川田:
そうでしたか。
2人でやっていたころの売上は50~60万くらいですね。
Sさん:
2人なのに信じられないですね(笑)
まだ技術者にもなっていない子だったので、社会保険も最低限のものしか入れてなかったので、それでなんとかギリギリでやっていけてた感じでした。
川田:
うんうん。
Sさん:
本当に、自転車操業って感じでした。
お金は入ってくるけど、すぐ出ていって残らないのが続いていて、夫の給料があったから、何とか暮らしていけていました。
月末の給料日を迎えるたびに、頭を抱えていましたね…
けど、払い終わればもうお金のことなんか忘れて、またスタッフを育てることばかり考えていました。
――紙ペンセミナーに参加してみて感じたこと
川田:
初めて紙ペンセミナーに参加していただいて5年くらいになりますけど、最初の印象はいかがでしたか?
Sさん:
「チラシ?そんなの無理!」って思ってました(笑)
それに、宿題もいろいろ沢山出て、
「ちょっと大変そうだな~」「微妙だな~」って思って、帰ったんです!
川田:
えー!!!??
そうだったんですか!?(驚)
Sさんはめちゃくちゃ真面目な人だなって思っていたので、当時はそんなこと思っていたなんて今日聞いて驚いています(笑)
Sさん:
あはは(笑)
当時は、「ちょっと世界が違うかな~」って感じがしたんですよね。
お友達も「次はいいかな~」って言ってたし、私も「そうだよね~」ってそのままになっちゃいました(笑)
ただ、帰りに川田さんが「来てくれてありがとう、頑張ってくださいね!」って握手してくださったことだけ、すごく印象に残っています。
当時来ていらしたお洋服まで、全部覚えているんですけどね(笑)
――紙ペンセミナーに参加して実際に行ったこと
川田:
いやー・・意外なお話でした。
じゃあ、最初の3回コースを受けた時は、何か取り組んでいただいたのでしょうか?
Sさん:
・・・何にもやってないです(笑)
スタッフもいなくなって忙しくって、やることも一杯で時間ないし、チラシもDMも教わったこと、全部無理だなって思ったんです。
一緒に参加したお友達と話したときも、「私出来てない!」「私も~!」って感じで、いつも通り一緒にランチしながら安心してました(笑)
川田:
えー!!
本当に僕が知ってるSさんと真逆でびっくりです!
Sさん:
そういうタイプだったんですよ(笑)
スイッチが入ればすごいんですけどね。
川田:
そうですよね!
スイッチが入ったSさんしか知らないので(笑)
どこでスイッチが入ったんでしょうか?
Sさん:
コロナです。
川田:
コロナ?
Sさん:
コロナ禍になった途端に売り上げが見たことがない数字に下がって、
「これはやばいぞ」
「このままではお店が潰れるぞ」
って思ったんですよね。
川田:
なるほど。
あのタイミングで本気になれたんですね。
Sさん:
当時の年齢が、50代後半くらいですかね…
私、70代までは仕事したいって思っていて、美容師の終活どうしようかな~なんて考えていたんです。
でも、コロナが来たら、
「そんな呑気に考えている場合じゃない!」
「このままじゃあと5年、いや、3年持たないかもしれない!」
って、急に焦りだしたんですよね。
川田:
そうだったんですね!
Sさん:
そんな時、2020年の4月、緊急事態宣言の時に川田さんが※30日間毎日動画を配信してくれたんです。
それを毎日見て、それに励まされて、「コロナ禍でも一人でも頑張れる!」って勇気をもらって、そこから頑張り始めたんです!
※2020年4月に30日間毎日動画を配信するというチャレンジをしていた時のYouTube動画です。
川田:
あの時をきっかけにお店を閉めてしまった人も大勢いる中、頑張る方へ気持ちが動いてくれて嬉しいです!
Sさん:
こちらこそ、あの毎日の動画配信のおかげでもう一度頑張ろうと思えました!
それで、zoomの紙ペンセミナーを受けることにしたんです。
川田:
紙ペンをzoomで受けて、どの辺から取り組んでいったのですか?
Sさん:
まず、D MとLINE登録を始めました。
そしたら、意外にもお客さんが楽しんでくださって。
こちらが動けば、お客さんが反応してくれるんだということを実感して、楽しさを感じました!
それに、お客さんがいらっしゃれば当然数字が上がるので、「あ~やれば変わるんだ!」って思いました!
――紙ペンセミナーに参加して得られた成果
川田:
2019年は売上が50万台でしたが、2021年の平均売上が65万台です!
まだ新規集客をしていないのに、売り上げは少しずつ上がっていきましたね!
Sさん:
そうなんです!
紙ペンセミナーのおかげで意識が変わってきたんだと思います。
DMやLINE配信など、コロナ禍での対策を徹底して取り組んできました。
おかげで、新規集客をやらずに売上が上がりました!
川田:
これぞ、川田式!
新規をやらずに売上アップ!
2021年の12月には、新規集客をやらずに、技売り税抜で80万に到達してしまいましたね!(驚)
素晴らしい!
Sさん:
紙ペンを真剣にスタートしてからたった一年半くらいですけど・・
まだ新規集客してないのに、既存のお客様だけで80万到達した時は、自分でも信じられませんでした!
川田:
週休二日を叶えたのも、この頃でしたよね。
Sさん:
2021年の11月からです。
最初はがむしゃらにやっていただけだったので、数字がもっと出てから週休二日にしようかな〜と思っていたんですけど、川田さんから「順番が違うよ」って言われたんですよね。
「まずは、自分の理想を叶える事が先だよ!」って。
川田:
順番は本当に大切ですね!
Sさん:
セミナー参加者の中にも、既に週休二日を叶えている人達が沢山いたことも勇気をもらえたポイントです。
こんなにみんなが週休二日に出来てるんだから、私も働き方を変えようと思えました!
川田:
働き方を変えられたもう一つの要因として、新規集客が出来て来て自信がついてきたのもあるかなと思うのですが。
過去の新規数を見てみると、2018年が7人、2019年は3人、2020年が7人…3年間で17人ですね!
今まで、集客はどのようにやってきたのですか?
Sさん:
あはははは(笑)
改めてそう聞かれると、本当に何にもしてなくて、恥ずかしくて笑っちゃいます!
たまに通りすがりのお客さんが来るくらいで、ただずっと待っていただけです(笑)
川田:
(笑)
最初は「チラシなんて無理!」と言っていましたが、いつ頃から紙ペンのチラシもスタートしたんでしたっけ?
Sさん:
去年2022年の3月からです。
2022年の新規集客が、年間で56人!
それまでの年間7人,3人,7人…からの56人です!(笑)
川田:
すごい急激な変化ですね!
Sさん:
ありがとうございます!
まるで自分のことじゃないようです(笑)
初めて電話が鳴った時は本当に嬉しくて、電話を切った後、思わず「やった~!」って言いました!
あの時の感動は今でも忘れません。
本当に嬉しかったです!
川田:
勇気を出してよく頑張りましたね!
3月にチラシを撒き始めて、5月には80万!7月も9月も80万!
そして、なんと去年の12月には90万を達成しましたね!
おめでとうございます!
Sさん:
ありがとうございます!
川田:
客単価の方も年々少しずつ上がっていますね!
2018年 6,669円
2020年 7,932円
2021年 8,782円
2022年 9,956円
2023年 10,889円
Sさん:
おかげさまです。
料金改定など色々と改革をしてきたことで、仕事の内容を高めることが出来てきました!
川田:
毎年着実に1,000円づつアップですから、凄いです。
そんな中、昨年12月末に大事件が起きたとお聞きしました!
Sさん:
そうなんです・・・。
あと1日営業日を残した12月29日に、椅子から転倒して大腿骨を骨折してしまいました。
結果も出したいし、自分に負けたくないし、とにかく精いっぱいやりたいと思って頑張ってたんですけど・・。
救急車で運ばれて、手術をして、人工関節を入れました。
川田:
それはそれは、大変でした!
Sさん:
ちょっと頑張りすぎちゃったかな!
当時は、もう美容師人生終わったなって思うくらいのショックでした。
でも、おかげさまで手術の後は順調に回復しました。
川田:
入院とリハビリと、大変でしたね。
Sさん:
怪我してからの3ヶ月は入院生活もあって、周りの人に励ましてもらったり、助けてもらったり。
こういう周りの人の大切さを改めて知るために怪我したんじゃないかって思うくらい、周りの方には本当に良くしていただきました。
川田:
ピンチに遭遇した時、いつも前向きに捉える事が出来ていますね!
今年の3月から少しずつ復帰したんですよね?
Sさん:
そうですね。
今は、カラーカットなら3人くらいにセーブして営業しています。
川田:
でも、復帰3ヶ月でもう75万に戻っていますね!
Sさん:
家賃もあるし生活もあるし、身体と相談しながら無理せずにやっています。
でも本当に、コロナ禍から3年間、色々と取り組んできたからこそ、今無理なく仕事ができて、数字もついてきていると思います。
ありがとうございます。
川田:
頑張ってきて本当に良かったですね!
――紙ペンセミナーで行った販促でこれはやった方が良い!おすすめの販促ベスト3
川田:
最初はチラシもDMも無理!と言っていたところからスタートしたSさんですが(笑)
今一通り紙ペンセミナーで習った販促を実際にやってみて、これは本当にやって良かったと思う販促ベスト3を教えてください。
Sさん:
ん〜、年間会員制度、DM、チラシ、LINEも…全部大切なんですよね!
川田:
ははは(笑)
全部大切なんですね!
Sさん:
いつも川田さんが、「販促は掛け合わせ」っておっしゃってるので、全部なんですよ!
だから、特に3つって言われちゃうと、ちょっと困っちゃうんですけど…
でも、DMだけはやらないと忘れられちゃうので、絶対大事だと思ってます。
川田:
じゃあ、一番はDMですね。
Sさん:
そうですね。
DMは紙ペンセミナーの基本なので一番にします!
2番目は、年間会員制度です。失客防止対策として、絶対に必要ですね!
3番目は、やっぱりチラシですかね。
新規集客にはチラシは絶対に撒かないといけないので。
うーん、でもLINEも、同率3位で入れてください!
川田:
オッケーです(笑)
でも、SNSが苦手だったSさんが、LINEが良いっていう理由は何でしょうか?
Sさん:
お客さんから「LINE配信してもらえば1週間の空き状況や、現在の空席情報がわかって助かる」って言ってもらえるんですよね。
だから、絶対必要だなって思ってるんです!
川田:
なるほど。
紙ペンセミナーの販促をフル活用していらっしゃいますね!
――紙ペンセミナーに参加していなかったらどうなっていた?
川田:
出会いはコロナ前の2019年で、紙ペンセミナーの内容を本格的にスタートしたのは、コロナが来てからでした。
紙ペンに出会ってなかったら、今頃どうなっていたと思いますか?
Sさん:
もう想像できないくらい、あの時紙ペンセミナーに出会っていなかったらと思うとゾッとします。
あのまま行けば、細々と衰退していったと思います。
コロナがきっかけで紙ペンセミナーの販促に取り組んだので、今思えば、コロナをチャンスに変えられました!
川田:
カット料金も6600円に値上げされましたが、そちらもよく決断されましたね!
Sさん:
川田さんから、「なんで6600円にしなきゃいけないのか?」っていう時間単価のお話を聞いていましたし、新規集客も叶えられてきたので、怖さを感じることなく値上げが出来たんだと思います。
川田:
還暦を迎えられたとは本当に思えないくらいハツラツとしてお綺麗ですが、ここまでよく続けてこられましたね!
疑いはなかったのですか?
Sさん:
疑いなんて、全然ないですよ!
コロナの時の30日動画でいっぱい感動してすごいと思ったので、川田さんについていくだけだって思いました!
川田:
こちらこそ、ご覧いただいてありがとうございます。
ちなみに、動画のどこで一番そう感じられたんでしょうか?
Sさん:
自分がコロナですごく不安だった時に、30日間も毎日続けるって大変なのに、それを最後までやり遂げてくれたことで勇気をもらいました!
私と同じような方、すごくいっぱいいると思いますよ!
川田:
ありがとうございます!
売上も上がって、週休二日で環境も整って、私生活はどのように変化しましたか?
Sさん:
主人や娘も色々と協力してくれて、家族で一緒にやってきたっていう感じなんですけど、すごく充実しています!
仕事も結果が出ることをやっているので頑張れるし、休みも増えて身体も楽になりました。
――紙ペンセミナーがおすすめな方
川田:
最初は「宿題がいっぱいあって無理!」と考えていた紙ペンセミナーですが、おすすめの方や逆に向いてないなっていう方はどんな方だと思いますか?
Sさん:
私は全員にすすめたい!って思います!
みんな仕事しながら、結果出したいって思っていると思うので。
それに、川田さんは一人美容室にすごく力を入れてくれていて、「ここに美容室があるんだよ!」っていう、旗の立て方を教えてくれるじゃないですか。
なので、田舎で集客のやり方もわからない、私みたいな人には特にすすめたいです!
川田:
ありがとうございます!
Sさん:
私は自分の人生を豊かにしたいって思うので、本当にやって良かったなって思うんですけど、そうじゃなくて、「ただ売り上げが上がればいい」って思っている人には、向かないんじゃないかなって思います。
川田:
Sさんって、とっても頑張り屋さんだと思うのですが、その頑張り屋さんのルーツって何かあるんですか?悔しい思いをしたとか・・
Sさん:
実は、ふたつあって…
以前、独立のお誘いがあった時に、「あなたは鳴かず飛ばずの美容師だよね」って言われたんですよね。
売上が上がりもしない、下がりもしないって…
でも図星だったから、何も反論できなくて、それが悔しかったんです。
それから、自分でせっかく美容師の道を選んだんだから、美容師人生終わるまでには、絶対に何かの形を残したい!って思っていたんですよね。
川田:
そうだったんですね!
Sさん:
もう一つは、エステをやっている友人から、「Sさんの美容室って売りがないよね」って言われたんです。
私は毎日必死で頑張っているのに、それも図星で何も言い返せなくて、本当に悔しい思いをしたんです。
川田:
なるほど。
過去に言われた悔しい一言が、原動力になっていたんですね!
Sさん:
そうかもしれません。
悔しさをバネにして、ここで美容室をやってきた成果を形にして残したいっていう気持ちが強かったんだと思います。
――今後の目標を教えてください。
川田:
では最後に、美容師としての終活ってご自身もおっしゃっていましたけど、数字だけじゃなくて、残りの美容師人生どうしていきたいかなど、何か目標があれば教えてください。
Sさん:
うーん… やっぱり、まずは数字?
川田:
ははは、いいですよ(笑)
Sさん:
やっぱり、数字があった方が私の場合は動けるんです。
だらだらと営業するスタイルはもう嫌なので。
それと、新規集客を始めたおかげで、新たなお客様との出会いが増えているんですけど、本当に素敵な方が多くって、その方達のお話についていけるようになりたいなと思っています。
みなさん、自分の人生の中に好きなものを取り入れて、楽しそうに生きているんです。
川田:
素敵な人や生き方に憧れたということでしょうか?
Sさん:
まさにそうですね!
最近は、お客様に対して私がパワーを与えられるような人になれたらいいなって思っているんです。
そのためには、同じ場所にとどまらず、色々な場所へ行って、色々な経験をして、自分自身の価値を高めていきたいなって思ってます。
川田:
数字を出すのは当たり前で、その先の、仕事を通じて人々にパワーを与えられる存在になりたいっていうところに、Sさんらしさを感じますね!
Sさん:
もう身体は無茶できないんですけど、1日3名程度やればある程度の数字は出せるように経営改善できましたし、紙ペンで習った目標設定をやれば、数字的なものは達成できるなっていう自信がつきました。
今は、お客さんが「あの人のところに行ってみたい!」「あの人の事をもっと知りたい!」って思ってもらえるような、魅力的な美容師になるのが目標です!
川田:
素敵です!
これからもお身体に無理せず、ぜひ素敵な美容師人生を送っていってください!
今回は本当におめでとうございました!
Sさん:
ありがとうございました!
鳴かず飛ばずの美容師人生25年。
コロナをきっかけに、「これまで美容室をやってきた成果を形にして残したい」というずっと胸の奥にしまっていた気持ちが、60代にして遂に華開きました。
今では週休2日も叶え、売上も目標80万に到達し、しっかりと形を残すことが出来ました!
「鳴かず飛ばず」とは、将来の活躍に備えて行いを控え、機会を待っているさまのこと。
「私、スイッチが入ればすごいんですけどね。」
鳴かず飛ばずの言葉の由来通り、ひとたび飛んだら天を突くかのように高く飛び、鳴いたら人を驚かすほどの勢いをお持ちの方でした!
紙ペンセミナーで習った販促はみんな同じ。
だけど、それを生かすも殺すも、あなた次第。
本気になって行動した先には、必ず結果がついてきます。
あなたは心のスイッチ押していますか?
次は、あなたが心のスイッチを入れる番です!
「販促は1日にしてならず」
川田でした。
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