弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?

弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?|Kawada Takeshi

「販促は1日にしてならず」
美容業界に新しい風を吹かせる!
それがブルー・オーシャン戦略!

感じていますか?

強力な力を持った恐竜(企業)が、あなたのお店を食い潰そうと、すぐ真後ろまで迫っていることを・・・。

 

さて今回は、
「弱肉強食の美容業界で生き残る為の条件とは?」という内容を、私の大好きな言葉をご紹介しながらお伝えします。

 

突然ですが、あなたは、「ダーウィン」という人物をご存知ですか?

ダーウィンは、イギリスの自然学者で、あの有名な「進化論」を提唱された偉大な方です。

そのダーウィンの残してる言葉で、私の大好きな言葉があります。

弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?|Kawada Takeshi出典:イギリス情報サイト

「この世に生き残る生き物は、

最も強いものが生き残るのではなく、

最も賢いものが生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、変化できるものである。」

このような有名な言葉を残しています。

 

ちなみに、私の解釈はこうです。

「強くなくても、
頭が良くなくても、
勝てる道がある」

です笑

私がこの言葉が好きな理由は、学生時代に特別成績が良かった訳でもない、運動ばかりの自分みたいな人間でも、時代を読み取りブルーオーシャンを探す事が出来れば、必ず勝てる!という反骨的な部分もあります笑

まぁ私のことは置いておいて・・・^_^

 

さて、この言葉はスポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、美容室経営でも同様のことが言えると思います。

要は、環境の変化に対応できなかったものは、衰退するのです。

でも、その環境になってから気付いても、時すでに遅しのことが多いです。

 

例えば、

  • タイプライターはワープロになりパソコンになりました。
  • ポケベルはPHSになり、携帯電話になり、スマートフォンになりました。
  • 賑わっていた個人商店は、今やコンビニや100円ショップ、ショッピングモール、またはネット通販へ販路を奪われてしまいました。
  • 個人のお蕎麦屋さんもお寿司屋さんもとんかつ屋さんも、大手外食チェーンに押され閉店のお店が後を絶ちません。

 

このように、先を読むことをせず、環境の変化に対応出来なかった企業は、廃業したり閉店を余儀なくされています。

 

良かったぁ、うちはまだ閉店せずに済んでるし・・と思ったあなた!

それが一番危険です!

美容業界は、これからさらに大きな波がどんどん押し寄せてきます。

 

美容業界の変化はこのような変化をたどっています。

弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?|Kaeada Takeshi◆女性の美容師さん中心の業界から、男性の美容師さんが非常に増え、ここ数年は男性店長の独立が増えました。

◆パーマ屋さんと言われてた時代が、カットブームが到来、そしてトリートメントブーム、最近はカラー屋さん店販屋さんになりました。

◆個人店経営が多かった時代から、今はチェーン店や大型店が増えました。

◆リーズナブルな1000円カットや、最近では激安カラー専門店が増えてきました。

◆美容師はなりたい職業上位でしたが、近年職業として人気がなくなり、離職も多く働き手が減りました。

 

このような時代の変化を見ながら、この先をどう読むかが鍵です。

 

私が脅威に感じているのが、「人の問題」「カラー専門店の存在」です。

本日は「カラー専門店の存在」についてお伝えします。「人の問題」についてはまた別の機会にお伝えします。

 

そうですねぇ、
カラー専門店は間違いなく、1000円カットと同様の件数まで増えるでしょう。

「えっ?1000円カット?増えても大した打撃は感じなかったけど・・」

それは当然です。基本的に1000円カットは男性客が多いですので、美容室よりも理容室が大きな打撃を受けました。

今回はカラーですから、そうはいきません。

年金生活を送る世代のグレーカラー客が対象となりますので、美容室は大打撃です!

 

これは単に、美容師だけの問題ではなく、他業界の参入や、また裏で糸を引くメーカーやディーラーにも責任があります・・

しかし、これは世の常です。

お金になりそうなビジネスには、後先考えず、皆すぐ飛びつくんです。

 

そうなれば、今あなたのお店の売上げも、カラー比率も間違いなく下がります。

失客はしないかもしれませんが、カラーはカラー専門店で、カットはあなたのところで。

弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?|Kaeada Takeshi
「ねっ、カットはあなたのところに来てるんだからいいでしょ?」

お客様からこんな言葉が聞こえてきそうです。

 

でも、決してお客様を責められませんよ!

あなただって、1円でも安い家電をネットで買い、アマゾンで本を買い、100円ショップで文房具を揃え、チェーン店で牛丼を食べてるんですから、やってることは同じです。

どうせ同じだったら、便利で1円でも安いところでお得に買いたい!これは悪いことではありませんからね。

 

現在の美容室の売り上げを一番支えるカラー比率が減少したら、さぁ大変です。

仮にカラー比率の半分の方がカラー専門店に流れたと仮定してみてください。そうすると、売上げの約15%前後減少することになります。

だから、そうなる前に、今からその変化を先読みし対処しておかなければなりませんよね。

 

これが「先を読む」ということの一例です。

 

ではここからは、その対処法のヒントを差し上げます。ぜひ、参考にしてください!

その際に4つの方法があります。

 

①カラーの料金を値下げし、カラー専門店と同様の金額にして、カラー比率を守る。
→お客様は喜びますが、単に利益を大きく削ることになります。
減少した利益を簡単に取り戻せる新規集客も楽ではありません。
値下げによる方法は、好ましくありませんね。

 

②負けじとカラー専門店に参入する
→これは、それぞれの経営者の考えがあると思いますのでコメントは控えますが、これも一つです。
カラーの価値を下げる行為なので業界の為にはなりませんが、ビジネスの枠で考えればありでしょうね。
しかし、スタッフの問題、当然借り入れをしリスクを負いますので、綿密な計画が必要でしょう。私ならやりませんが・・。

 

③カラー専門店には出来ない、お客様のウォンツに着目したメニューを提供する。
→カラー専門店と同じような内容を提供し、今後今まで通りの値段を頂くことはこの先困難です。
髪が伸びたから切る。白髪が出てきたから染める・・これは「ニーズ」です。
モテたい!若返りたい!褒められたい!・・これが「ウォンツ」です。
カラーにおいても、ニーズではなく、お客様の「ウォンツ」を叶えてあげられるメニューを作ることで、金額を変えず価値を高める方法です。

 

④特に何も対処しないで、その時勝負。

 

※たまにカラーのコストを下げて材料費を削る!とか安易な方法を提案する人もいますが、個人店でカラーコスト削って1万円材料費削減してどうにかなることではないので、そんな幼稚な発想に惑わされないでくださいね!

弱肉強食の美容業界で生き残れる一番の条件とは?|Kaeada Takeshi

この4つの中から選んでください。

このブログを読んでいる人以外、大抵の人が④番だと思います。
先を見ようとしない、もしくは分かっていても、その時にならないと動けないんですね。

だから衰退してしまうんですよ。

 

時代も変わり、顧客のニーズもウォンツも変わり、提供する美容師側も変わり、どんどん変化しています。

私たち個人店経営者は、今を生きながら、その先の変化をしっかりと読み取り、今から対策を取らなければいけません。

 

「この世に生き残る生き物は、

最も強いものが生き残るのではなく、

最も賢いものが生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、変化できるものである。」

 

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「販促は1日にしてならず」
川田でした。

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