「販促は1日にしてならず」
美容業界に新しい風を吹かせる!
それがブルー・オーシャン戦略!
先日、居酒屋を経営している知り合いのオーナーさんが真空パックの機械を導入しました(月々リース1万円)。
導入の目的は、
お刺身や精肉など、生ものの食材廃棄を軽減することです。
環境にとって良い事ですが、経営においてはどうなのでしょうか?
毎日約300円分食材を廃棄しているなら月10000円棄てている事になりますので、リース代を差し引けば、+−ゼロ。
1日約500円分食材を廃棄していたとすれば、月に15000円棄てる事になりますので、導入のメリットがありそうですね。
このように、多くの飲食店は、食材廃棄処分のリスクを抱えて経営しています。
この食材破棄のリスクヘッジをしないと、適正な利益を出す事は簡単ではありません。
特にお刺身など、足の早い生もの系飲食店であればなお大変でしょう。
経営にとってマイナス分を減らす作業は、とても重要となります。
しかし、
ここで重要な事を皆さん見逃しやすいんです。
ついつい、マイナスを削ってプラスにしよう!と考えがちですが、残念ながらマイナス分を減らすだけでは目標の売上達成にはなりません。
例えば、その真空パックの機械を使って、無駄を減らすだけではなく、新しい利益を生むことはできないでしょうか?
さて、あなただったらどんな案が思い浮かびますか?
ちょっと考えてみてください。
例えば、人気看板メニューの「モツ煮」があったとします。
しかし、現在は店内で食べる事が出来ても、自宅に持ち帰る事は出来ません。
そこで!
この【真空パック】の機械を活用し、「お土産モツ煮」というメニューを作って、ご自宅に持ち帰れる仕組みを作るのもひとつです。
〜モツ煮を頼んだ方には、お土産モツ煮を特別価格で販売中〜
こだわりの美味しいモツ煮をご家庭で!
お家でモツ煮を作る手間を私が省きます!
ご飯にも合うモツ煮をご家族みんなで!
食卓の一品にモツ煮いかが?
自宅での晩酌のお供に!
このようなPOPを作って販売すると、今までになかった新たな売上げが見込めますね^^
忙しい女性も増えてるし、モツ煮を作るのはとても手間と時間が掛かるのでなかなか作れない。
スーパーで買ったとしても、生のモツを買って下処理から味付けまで全てを行うご家庭は少ないでしょう。でも、やっぱし家でも家族で美味しいモツ煮を食べたいはずです。
他に、お土産以外にはどんな案が考えられますか?
・ご要望にお答えし、真空パックをネット販売する
・お持ち帰りモツ煮を、店頭販売する
色んな案がありますね。
さらに、こんなメリットも考えられますよ。
オーダーを頂いてから作る煮込み系のメニューは調理に時間が掛かるので、厨房の効率も下がってしまいます。
そこで、仕込みの時に大量に作って【真空パック】にしておけば、オーダー後に温めて出すだけでOK!
「角煮」や「ビーフシチュー」などの調理に手間が掛かるメニューは作り置きして真空パックで冷凍保存。
そうすると、非常にスムーズで、効率の良い仕事になります。
いかがでしょうか。
これらの例を見ても分かるように、どうしても経営に行き詰まると、廃棄を無くすといったマイナスを無くす事を優先して考えがちです。
それはとても大切な事ですが、プラスの視点で、売上を生み出す仕組みや効率を上げる仕組みを作らなければ、本来の体質改善は出来ません。
例えば家庭でも、外食を減らしたり、食費を削って支出を減らすことばかり考えても、現実の収入が増えない事には潤った生活にはなりません。
美容室経営でも同様で、材料費を削る事ばかり考えるのでなく、売上を上げる為の戦略を立てなければ、一生プラスにはなりません。
新しい機械を導入して、どう活かして利益を出していくべきなのか、目を向けるべきは、どうプラスを作るかです。
あなたも、経費削減とともに、今あるメニューをどうやって世間に広めて成長させて行くのか…
削減思考ではなく、売上げを上げる為に何をやるか!
そこに目を向けて行きましょう!
「販促は1日にしてならず」
川田でした。
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追伸
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※個別相談会(90分)は、1月/2月は満席となりました。
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